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突発性難聴

ある日突然、難聴・耳がふさがった感じや耳鳴が生じる疾患です。原因は明らかにされていませんが、内耳(聞こえのセンサー)の血流障害やウイルス感染が関係しているのではないかと考えられています。また、難聴の程度がひどい場合には、めまいが起きることもあります。

一般に、突発性難聴では難聴の程度がひどいほど回復する可能性が低くなりますが、平均すると、聴力が完治する方が3割、全く治らない方が3割、改善はするものの完全には治らない方が4割と言われています。ただし、治療開始が遅れると回復する可能性が低くなると言われていますので、聞こえに異常を感じた際にはなるべく早めに(1週間以内に)耳鼻科を受診してください。

治療には副腎皮質ステロイド(ステロイドホルモン)が使用されることが多いのですが、糖尿病、結核、胃潰瘍の方は、それぞれの病気を悪化させる可能性があるため使用できないことがあります。一方、施設によってステロイド以外に高気圧酸素療法、星状神経節ブロック、プロスタグランジンの注射などの治療も行われていますが、いずれの方法についてもステロイドより治療成績が良いことを証明するデータはありません。

また、「突発性難聴は二度繰り返すことはない」と言われていますので、急性の難聴を2回以上繰り返している場合にはメニエール病、低音障害型感音難聴、聴神経腫瘍など、他の病気の可能性を考える必要があります。

前述のように、突発性難聴の治療における「ゴールデンタイム」は発症後1週間以内と言われており、それを過ぎてからの治療には反応しにくいのが一般的です。また、いくら発症早期に治療を開始しても、残念ながら聴力が改善しない方もいます。しかしながら、原因が分からない以上、初期治療に反応しなかったからといって、全く改善の余地がないと断言することもできません。従って、このような方には、1)ステロイドホルモンを増量して再度投与(内服や点滴)する、2)鼓膜から注射器で中耳にステロイドホルモンを注入する(ステロイド鼓室内投与)、3)高気圧酸素療法、4)心理療法などによるリラクゼーション、等が追加治療として行われることがあります。

耳鼻咽喉科いのうえクリニック

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